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【夏期講習レポート Vol.1】特別ゲストを招いて夏期講習を開催しました!

ワークショップ

アーキタンツ・トレーニング・プログラムは通常の学校と同じく7月末〜8月中は夏休みに入ります🌤

 

ATP在校生は夏休みや冬休み中もアーキタンツのオープンクラスを無料で受講できる制度がありますが、さらに今年は特別ゲスト講師による夏期講習を開催しました!

 

ゲストは、ローザンヌ国際バレエコンクールでも指導されているヴェロニク・ジャン先生と、

 

 

元マリインスキー・バレエ団プリンシパルで、キエフ・バレエ団の芸術監督としても活躍されたデニス・マトヴィエンコ先生!

 

 

豪華なゲスト講師をお招きして行った3日間の集中クラス。

今回はコンテンポラリーワークショップのレポートをお届けします!

 

 

ヴェロニク先生によるコンテンポラリーダンスは、ジュニアプログラムとシニアプログラムに分かれての開催。

 

ジュニアの生徒たちは、インプロビゼーション(即興)に取り組みました!

インプロビゼーション(即興)とは言っても、ただ自分の好きなように自由に動けばいいわけではありません。

 

先生から出された課題(動きのルール)を守りながら、自分なりの振り付けを作っていくのが今回のテーマでした。

 

制約と自由の中で、身体はもちろん、頭もフル回転させながら皆んな動きを作っていきます。

動きを作るためのルールは決まっていますが、生まれた動きに正解や不正解はありません。

 

またルールの解釈の仕方によっても、動きの可能性は広がっていくため、全員同じルールに従って動きを作っているのに、一人ひとり全く違う動きが生まれていきます。

 

要求された指示を極めることが主となるバレエでは、自分で何かを考えたり、決断するという場面はほとんどありませんよね。

 

しかし即興では、自分で動きを決めて、それを見ている人に伝えるという責任がダンサーに与えられます。

 

ある意味、バレエを踊る以上に自分の意思を明確にし、それを表現するという気持ちの強さが求められるので、生徒たちも集中して必死に取り組んでいました。

 

初めてのワークに戸惑う様子の生徒もいましたが、常に先生が口にしていたのが、

『Don’t judge yourself』という言葉。

 

『自分自身を評価したり、批判する必要は決してないのよ。

上手くできたかどうかなんて重要じゃないから、怖がらずに自分が思う通りに動いてみて』と、優しい笑顔で何回も生徒に話していました。

 

また最後には、

 

『即興が嫌いとか、楽しくないと感じる人がいるのは当たり前だから、苦手だなと感じた自分を責める必要は全くない。

 

でも苦手なことに挑戦し続けることはとても大事です。

心地悪いことにチャレンジしている時こそ、自分が一番成長している時だと思って、目の前にある課題にどんどん取り組んでいってください』

 

と話してくださいました。

 

 

そしてシニアプログラムでは、レパートリーを指導していただきました。

 

ローザンヌ国際バレエコンクールでもコーチングを務めていらっしゃる、マウロ・ビゴンゼッティの作品に挑戦。

 

ビゴンゼッティ氏と長年一緒に仕事をされてきた経験をもとに、振付だけでなく作品の背景や、なぜ振付家がこの作品を作ったのか?という細かい部分にまで触れながら作品を教えてくださったヴェロニク先生。

 

振付家がどのような意図で、その動きをそこに振り当てのか?を理解して動くのと、ただ動きを真似るのとでは、動きの説得力が全く違ってきます。

振りを教える以上に、動きの『意味』や『質感』を説明して下さる場面が多かったことからも、ヴェロニク先生自身が『表現すること』をいかに大事にしていらっしゃるかが感じ取れる、素敵なワークショップでした。

 

ヴェロニク先生、ありがとうございました!

 

次回は、バレエクラスのレポートをお送りします!

お楽しみに〜✨👋

 

 

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【秋のシーズナルワークショップ開催】

今回は、ATPのレギュラークラスであるバレエ、コンテンポラリーダンス、ヴァリエーションクラスに加え、特別ゲスト中村祥子さんによるフロアバークラスを開催。

 

ATP常任講師によるレギュラークラスと、ゲスト講師による特別クラスを同時に体験いただける大変貴重な機会です。

 

詳細&お申し込みはこちらからどうぞ♪

 

 

世界へ羽ばたく道を。

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