常任講師
佐久間 奈緒
Nao Sakuma
福岡生まれ。ロイヤル・バレエ・スクール卒業後、1995年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団へ入団し、2002年にプリンシパルとなる。バレエ団を代表し数々の特別な舞台で主演を務めるなど、多彩な英国バレエを代表するレパートリーの主役を踊る。正確無比のテクニックに支えられた演技力と解釈、そしてF・アシュトンを踊らせれば誰よりもチャーミングに客席を魅了する。D・ビントレー芸術監督振付の新作初演も多数。英国ロイヤル・バレエ団やスターダンサーズバレエ団(東京)、新国立劇場バレエ団などでゲスト出演している。2018年バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の日本公演、それに続く本拠地での舞台を最後に惜しまれつつ現役を引退した。2022年4月より、拠点を東京に移す。
常任講師
マイケル・シャノン
Michael Shannon
スクール・オブ・アメリカンバレエ、カナダ・ナショナル・バレエスクール、ハンガリー国立バレエアカデミーにて奨学生として学ぶ。アメリカ人初のボリショイバレエアカデミー卒業生。ボリショイバレエ団、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、ウィーン国立バレエ団、 ハンガリー国立歌劇バレエ団、 クレムリン宮殿バレエにてプリンシパルダンサーを務め、ブッシュ元大統領やクリントン元大統領、ゴルバチョフ元大統領の前でパフォーマンスをした経験がある。 2006年、グリニッジ・バレエ・アカデミーの共同創立者として学部長に就任。2008年度のユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)にて最優秀振付家賞を受賞。2008年、America’s Configuration Dance Theaterのレジデンスコレオグラファーとなり、2008年から3年連続でArtvoice Best Dance Companyを受賞。 2010年~2014年、アントワープ・ロイヤル・バレエ学校芸術監督。 現在は海外バレエスクールのサマープログラムのゲスト講師など国内外で後進の指導にあたるほか、コンクールの審査員なども努めている。
常任講師
キミホ・ハルバート
Kimiho Hulbert
ベルギー生まれのイギリス人。5歳より岸辺光代のもとでバレエを始め、アントワープバレエ学校を経て、94年コロラドバレエ団に入団。97年帰国、新国立劇場バレエ団へ入団。1999よりフリーとして日本バレエ協会公演などで活躍する一方、振付家としての活動を開始。2001年自身で振付・演出を手がけ、ダンサーとしても出演する『UNIT KIMIHO』を結成。07年、初の自主公演「GARDEN OF VISIONS」にて、オン★ステージ新聞アンケートによる新人振付家ベスト1に選出。トヨタコレオグラフィーアワード2010にてオーディエンス賞受賞。第47回(2015年度)舞踊批評家協会新人賞受賞。カンパニー活動の他、日本バレエ協会や新国立劇場などで作品を発表する一方、映画やオペラ、ミュージカルなどにも振付を提供する。韓国、ベルギー、オランダ、マレーシアなどにも招待されている。また、若いダンサーの育成にも力を入れ、コンテンポラリークラスやコンクールバリエーション振付を担当。現在はクラシックバレエとコンテンポラリーバレエの両方踊るダンサー&振付家として日本で活躍中。
押本 理映
Rie Oshimoto
3歳よりクラシックバレエを始める。中学3年間は新体操部に所属し県大会などで優勝する。2004年ロシア・ワガノワバレエ学校他に短期留学。2007年埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科卒業後、東海大学付属病院で4年間勤務。2015年ダンス医療・最新の徒手療法研修のため渡米。ニューヨーク大学Harkness Dancers InjuryやFuncPhysio Physical Therapy他で研修を積む。2017年FuncPhysio東京の支店代表として就任。2018、2019年国民体育大会 新体操部門の専属トレーナーとして大会帯同行う。2020年芸術家のくすり箱のプロジェクトに関わり、トレーナーとして日本のバレエ団帯同に携わる。
○主な資格 理学療法士
Institute Physical Artコース FMⅠ&Ⅱ, PNF, FMUQ, FMLQ, GAIT 修了
NPO法人芸術家のくすり箱認定Dancers’ Healthcare Trainer 修了
2020-2021年度
常任講師
ヴィスラフ・デュデック
Wieslaw Dudek
ポーランド生まれ。ウッチ・バレエスクールを卒業。卒業後は、ワルシャワ国立歌劇場を経てポーランド国立ウッチ歌劇場に入団しプリンシパルとして活動。その後、シュトゥットガルト・バレエに移籍。2003年にはベルリン国立バレエ団にてソリストとして入団し、2005年からはプリンシパルを務めた。現在は世界各国のコンクールなどで審査員を務めるほか、数多くのワークショップ等で講師としても活動する。ハンガリー国立歌劇場にてバレエマスター、シュトゥットガルト・バレエ、ジョン・フランコスクールなどでゲスト講師を務めた。
ポーランドと日本のプロジェクト「Youth Spirit of Dance」主催。ポーランド文化芸術大臣などより多くの国際的な賞を受賞。
近藤 美緒
Mio Kondo
ニューヨーク出身、13歳の時日本に移住。桐朋女子高等学校卒業後、アメリカのコロラドバレエ団に入団。 入団2年目でクルミ割り人形全幕の主役を務める。その後も数多くの振付家の作品に出演し、ソリストや主役を務めた。 2008年、State Street Balletにプリンシパルとして移籍。数多くの作品の主演を務める。 第6回東京全国バレエコンクールにて優秀指導者賞受賞。 現在はダンサーとして活躍する他に、後進の指導にもあたっている。
杉本 亮子
Ryoko Sugimoto
ボディコンディショナー。 お茶の水女子大学大学院修士課程 人文科学研究 舞踊教育学専攻(動作学)修了。 文化庁在外研修員としてNYにてダンスとボディ・コンディショニングの研修をおこなう。 Laban/Bartenieff Institute of Movement StudyにてCMA(Certified Movement Analyst)、Physical Mind Instituteにてピラティス・マットエクササイズの指導資格を取得。 Moving for Life(NY)の資格指導者となり、乳がんサバイバーのためのコンディショニングを始め、一般社団法人キャンサーフィットネスの理事に就任。 現在、昭和音楽大学やアーキタンツ、芸術家のくすり箱でダンスや音楽を専門とする人、立教大学、慶応義塾大学等で一般体育として、また運動指導者、ヨガインストラクター養成講座や理学療法士の講習会等、さまざまな専門分野の人々にボディ・コンディショニング、解剖学、運動生理学の指導、講義をおこなっている。アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP) ボディコンディショニング担当講師。