ATP講師インタビュー<マイケル・シャノン先生Vol.4>
オーディションアーキタンツ・トレーニング・プログラムでバレエクラス、パ・ド・ドゥクラスを担当する、マイケル・シャノン先生のインタビュー動画をアップしました!
14~18歳の時期に改めてトレーニングを見直す意味と重要性についてお話をいただきました♪
Q.14歳~18歳の時期に改めてトレーニングを見直す意味と重要性
14歳から18歳という対象年齢についてですが、サポートしていく上で2通りのタイプがあると思っています。1つはATP卒業後に海外バレエ学校へ留学することを目指してトレーニングするパターン。もう1つは、日本で高等教育を終えてからさらにバレエのトレーニングをし続ける、もしくはバレエ団を目指し仕事を探し続けていくパターンです。
もちろん18歳の場合、バレエ団にすぐ入団するのは、難しいので、多くの場合、ジュニアカンパニーへの入団、もしくは、海外の大学の大学院プログラムを目指すことになります。または学校によっては、その年齢でも通常のコースへの入学を認めてくれるところもあります。
欧米などの海外で仕事を得ようとした場合、例えば、「ミュンヘン・バレエに入りたい」と思ったとしますよね。その場合、付属の学校に所属していないダンサーがジュニアカンパニー、もしくはバレエ団にすぐに入るのはとても困難です。なので、バレエ団に入りたいのであれば、まずは附属の学校、もしくはジュニアカンパニーに所属することで、入団できる可能性がより高くなります。
ただ外部のダンサーが直接ジュニアカンパニーに入るには、抜きんでた才能の持ち主であるか、非常によくトレーニングされた人でないと相当厳しいですが、多々あるケースとして、すぐにジュニアカンパニーに入れなくても、まず1~2年間学校に在籍し、クラスを受けてみてから、その後の可能性を見ましょうとオファーがもらえる場合があります。そうするとその後ジュニアカンパニ-やバレエ団に進める可能性が格段に上がります。ATPでもこのようなアプローチ方法を視野に入れてダンサーを準備してきます。
ATPは2年制なので、もし14歳でATPに入り、16歳で卒業した場合、その後海外の学校に移るには最適な年齢です。そして2~3年間その学校でさらに訓練を重ねることで、その後バレエ団への就職活動にも非常に良い影響を与えることが出来ます。
【関連記事】
・ATP講師インタビュー<マイケル・シャノン先生Vol.1>
・ATP講師インタビュー<マイケル・シャノン先生Vol.2>
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