今回ATPゲスト講師としてクラスを担当してくださったのは、Herve Palito（エルベ・パリト）先生です！

 

アーキタンツのオープンクラスでも、常に情熱的で、音楽性に溢れ、ダンスを楽しむことを呼び起こして下さるエルベ先生のクラス。ATPのバレエクラスでもそのバイタリティはご健在でした。

 

一人ひとりの名前を呼びながら、惜しみなく個別にアドバイスを下さっていました。ときには厳しく、ときにはユーモアを持って、軽快なクラスが展開されていました。

 

エルベ先生、ご指導いただきありがとうございました！

 

 

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＜講師プロフィール＞

エルベ・パリト

Herve Palito

フランス出身。フランス西部のラ・ロシェル国立芸術学校で舞踊を学び、また、ピアノを9年、体操も7年学ぶ。
1985年、ベルギーのモーリス･ベジャール率いる20世紀バレエ団でプロフェッショナル･ダンサーとしてのキャリアをスタート。1987年にスイスのベジャール･バレエ･ローザンヌに移籍し、1991年～1993年は同カンパニーのダンサー兼リハーサル･ディレクターとして、1993年～1995年にはチーフ･リハーサル･ディレクターとして活動。
ベルギーを離れた後は、1997年までドイツのマーティン･プテュケ率いるアルト・バレエ・シアターの監督補佐およびリハーサル･ディレクターとして活動。その後、スペインのヴィクター・ウリャテ率いるバレエ・デ・ラ・コムニダ・デ・マドリードにてリハーサル・ディレクターを務める。

1998年にカナダへ移住。エデュアルド・ロックのラララ・ヒューマン・ステップスで、2000年までリハーサル･ディレクターおよびバレエ・マスターを務める。
その後、フリーランス･ゲスト講師を経て、2002年よりスペイン・マドリードのカンパニア・ナショナル・デ・ダンツァ（CND）のリハーサル･ディレクター兼バレエ・マスター、2003年には芸術主任、2010年～2011年は芸術監督を務める。
CNDを離れてからは、フリーランスのバレエ講師、リハーサル･ディレクター、芸術助手として、リヨン・オペラ・バレエ（フランス）、クルベルグ・バレエ（スウェーデン）、バレエ・デ・モンテカルロ（モナコ）、ニューベルグ州立劇場（ドイツ）、ベジャール・バレエ・ローザンヌ（スイス）、フィンランド国立オペラ（フィンランド）など、数多くのダンスカンパニーと仕事をしている。
2017〜2020年には、中国国立バレエ団にて芸術監督アシスタントを務める。

ナチョ・デュアトやモーリス･ベジャールの作品を世界中のカンパニーに伝授、上演指導を行っている。デュアトの作品は、バイエルン州立バレエ（ドイツ）、バレエ･バズル（スイス）、スウェーデン王立バレエ（スウェーデン）、ポルトガル国立バレエ団（ポルトガル）で、ベジャールの作品は、パリ･オペラ座バレエ（フランス）、ベルリン州立オペラ（ドイツ）、アテルバレット（イタリア）、バレエ・ドゥ・リン（フランス）、東京バレエ団（日本）、バレエ・デ・ラ・コムニダ・デ・マドリード（スペイン）、シュツットガルトバレエ（ドイツ）で伝授。そしてイギリスではシルヴィ・ギエムに指導を行った。

その他にもエルベは、1991年～2011年まで、イリ･キリアン、アレクサンダー・エクマン、ジョン・クランコ、ダニエラ・クルツ、マッツ・エック、ウィリアム・フォーサイス、オハッド・ナハリンなど数多くの振付家の作品の指導にあたっている。
また、韓国、フランス、アメリカ、スペイン、中国、ウルグアイ、ドイツ、オランダ、イスラエル、イタリアの各都市でマスタークラスやワークショップを開催。2011年にはスペインのユアン・カルロス王一世より、民間功労賞を授かる。