《クラスレポート》近藤美緒先生のヴァリエーションクラス
スタッフブログ近藤美緒先生が担当してくださっているヴァリエーションクラスのご紹介です。
アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)ではヴァリエーションクラスが週2回組み込まれており、バレエクラスで培った基礎を定着させていきます。
近藤先生は長年アメリカを拠点として活躍され、現在もダンサーとして、また後進の指導にも従事していらっしゃいます。想像力に富んだイメージをもとにアドバイスを与えてくださる先生のクラスは、形だけの美しさになってしまわない表現力をブラッシュアップしていきます。イマジネーションが自らの動きに与える変化に「気づき」もたらしてくれます!
「ダンサーのクオリティは難しいテクニックができるかどうかで決まるのではありません。パとパの繋ぎ、その目立たない部分にどれだけ注意を払って丁寧に踊れるか、それができる者がダンサーとして評価を受けるんですよ。」
そのようにクラス内で語られる先生のアドバイスは、いつも発見がたくさん。
ダンサーとして舞台と向どう向き合うのか常に考えてこられた先生の言葉はとても説得力があります。
ATPのヴァリエーションクラスでは、バレエダンサーに欠かせないコーディネーションや表現力、そして細やかなテクニックを磨き上げる重要なクラスとなっております。
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<講師プロフィール>
近藤美緒
Mio Kondo
ニューヨーク出身、13歳の時日本に移住。桐朋女子高等学校卒業後、アメリカのコロラドバレエ団に入団。入団2年目でくるみ割り人形全幕の主役を務める。その後も数多くの作品で、ソリスト、プリンシパル役を踊り、数多くの振付家の作品に出演。2008年、State Street Balletにプリンシパルとして移籍し数多くの作品の主演を務める。現在はダンサーとして活躍する他、後進の指導にも多くあたっている。2014年アーキタンツ主催公演「ARCHITANZ2014」アレッシオ・シルヴェストリン振付作品『Opus131』出演、2018年「ARCHITANZ2018」ホ・ヨンスン振付作品『ジ・エッジ・オブ・サークル』出演。