【クラスレポート】ベニート・ガルシア先生によるフラメンコクラス
Sr.プログラムベニート・ガルシア先生によるフラメンコクラスを開催しました!
昨年もお越しいただき生徒達にも大好評だったベニート先生のクラスは、先生の底抜けに陽気なキャラクターも相まって、まるでスペインの太陽のような明るさ!🌞
バリバリの日本語でジョークを交えながら、楽しくクラス教えていただきました。
フラメンコの基礎となる手を叩く位置や、顔の角度など、フラメンコ初経験の生徒も多いなか、とても丁寧にご指導下さったベニート先生。
先生を見て真似しようとしてもいまいち様にならないのですが、手・顔・体の関係性をきちんと習ってから同じポーズを取ると、生徒達の動きが一気にフラメンコらしくなります。
バレエではスペイン風の踊りや、フラメンコをベースとした振付けも多くありますが、きちんとしたスタイルを知って踊るのと知らずに踊るのとでは、舞台での説得力が大きく違ってきます。
キャラクターダンスもそうですが、民族舞踊や伝統舞踊にはそれぞれに独自のスタイルがあります。
そのスタイルをきちんと学んで初めてその伝統舞踊「らしさ」が出るもの。
手の動きやポーズを真似しただけでは「スペイン風」とか「マズルカっぽい」ものにしかならず、薄っぺらな踊りになってしまいます。
今回、学んだフラメンコの知識は、きっと今後のダンサーとしてのキャリアにプラスになることでしょう。
ベニート先生の情熱的な踊りを見るだけで、「全身を使って表現するということはこういう事か!」と、たくさんのことを学ばせていただける素晴らしいクラスでした。
ベニート先生、本当にありがとうございました!
【講師プロフィール】
Benito Garcia /ベニート・ガルシア
フラメンコダンサー・振付家・指導者。
1977年11月 スペイン・コルドバに生まれる。
7歳でフラメンコを始め、習い始めて4ヶ月で、
地元コルドバでのセビジャーナスコンクールに出場し優勝。
当時、内緒にしていた母を驚かせた。
以降、20以上の地元のコンクールに出場、
常に1位または2位のポジションを独占。
スペイン民族・フラメンコ学校で学び、卒業後プロデビュー。
16歳のときに初来日、小松原庸子スペイン舞踊団、
スペインでマリア・パヘス舞踊団を兼任し、
国内外のタブラオ・舞台で活躍。
21歳のときに日本に拠点を移し、
2007年より東京・赤羽にスタジオを構える。
これまで500人近くの生徒を指導し、舞踊団、
プロの踊り手も育成。
自身のプロデュース作品を2011年、2013・2014年に発表。
2017年、故郷スペイン・コルドバ市より依頼をうけ、
日本人ミュージシャン、舞踊団を率いて凱旋公演を行った。
地元メディアにも取り上げられ、有名評論家や
プロから高い評価や喝采を受ける。
2018年には在日20周年記念公演を行い、好評を博した。
日本では数々のタブラオ出演、多くの舞台出演のみならず、
映画、TV番組、CMでも活躍。
熱心な指導に定評があり、フラメンコ コンクールの審査員も多数務める。
現在、東京でBG FLAMENCO ACADEMY代表。