夏のシーズナルワークショップ2024を開催しました!
ワークショップ夏のシーズナルワークショップ2024が、無事に終了しました!
英国ロイヤルバレエ団プリンシパルの高田茜さんをゲストにお招きして開催した今回のワークショップ。
初日はまずコンテンポラリークラスと、ボディコンディショニングの2グループに分かれてクラスを行いました。
コンテンポラリークラスでは、タンジュやプリエなどバレエと同じ動きをベースにしながら、コントラクション(背中を丸める)やパラレルポジションでのエクササイズに挑戦。
バレエしかやったことがないという方もいらっしゃいましたが、ATP常任講師キミホ・ハルバート先生のエネルギッシュな声と、分かりやすい説明によって、皆さんどんどん動けるようになっていきます。
最初は不安そうだった参加者の表情が、クラスが進むにつれてリラックスし、どんどん笑顔になっていく様子が素敵でした!
一方、ボデイコンディショニングでは『美しく脚を上げる』をテーマにクラスを行いました。
脚を上げるために使う筋肉は?
どこの柔軟性が必要?
軸足を強く保つには?
など、上げる脚の高さばかりに気をとられるのではなく、軸足も美しいポジションを保ちながら、怪我をしないように脚を上げるためのエクササイズにチャレンジ。
それぞれの身体のクセや弱点とも向き合いながら、正しい身体の使い方を学びました。
そして次はいよいよ、バレエのクラス!
初日は高田茜さん、2日目はATP常任講師マイケル・シャノン先生に教えていただきました。
・軸足にしっかり立つこと
・肘を張って胸を開くこと
・ターンアウトを常に意識すること
など、基本的なことを毎回しっかりと確実に行うことを、繰り返し注意されていた茜先生。
舞台での華やかな踊りを支えているのは、日々の基礎練習の積み重ねなんだなと改めて実感させられるクラスでした。
マイケル先生のクラスも、腕の位置や足のポジションに関する注意が多く、踊りの土台となる基礎を改めて見直すことができた2日間でした。
レパートリークラスでは、女性は『白鳥の湖』第二幕オデット登場の場面にチャレンジしました!
実際にご自身が英国ロイヤルバレエ団の舞台で踊られている振付をレクチャーいただきました。
テクニックよりもマイムが多いこのシーンは一見簡単そうに見えますが、遠くの席のお客様にもマイムの意味が伝わるよう全身で感情を表現しながら、音にぴったり合わせて動かなくてはいけないとても難しい場面!
普通のヴァリエーションと違って挑戦する機会が少ないシーンなので、初めて踊るという参加者も多かったですが、茜さんのお手本に少しでも近づこうと皆さん一生懸命に取り組んでいました!
男性は『白鳥の湖』第三幕王子のVaにチャレンジ。
シンプルなステップが多い分きちんと踊るのが難しいヴァリエーションですが、皆さんマイケル先生のコレクションにしっかりと耳を傾けながら集中して練習に励んでいました。
またヴァリエーションだけでなく、オデット登場の場面の王子パートにも少し挑戦。
テクニックだけでなく表現力を磨く大切さも学べたクラスとなりました。
2日目はワークショップ初の栄養学クラスを開催。
東京家政大学応用栄養学研究室、管理栄養士・公認スポーツ栄養士の岸昌代先生に、ジュニアダンサーのための食事についてレクチャーいただきました。
ダンサーらしい身体のラインを保ちながらも、身体に必要な栄養を効率よく摂取し、パワフルに踊るには何を食べたらいいか?を、普段の食事を振り返るワークも取り入れながら学びました。
どんなタイミングでどの栄養素を摂るとより効果的かを学ぶことで、食べることもトレーニングの一部と捉えられるようになるクラスでした。
盛りだくさんの2日間ワークショップにご参加くださった皆様、そしてご指導くださった先生方、ありがとうございました🙏
次回は『秋のシーズナルワークショップ』を11月3日(日)4日(月・祝)に開催します!
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