《クラスレポート》高田茜先生の特別クラス
スタッフブログ名門ロイヤルバレエ団プリンシパルダンサーの高田茜さんをゲストに迎え、特別クラスを開催しました!
高田先生の見せて下さるテクニックはもちろん、腕や上半身の細かな使い方まで、間近でそのお手本を見ることは何よりも勉強になります。
また、バーレッスンのときも、センターワークに移っても、先生が生徒さんに個別で指導してくださる場面がたくさんありました。世界中で注目される憧れのダンサーである高田先生から個人的にコレクションしていただくのはとても貴重な機会であり、皆さん沢山のことを吸収できたのではないでしょうか。
バレエクラスのあとは、ヴァリエーションクラス。今回は『白鳥の湖』の第2幕のオデットと王子の出会いのシーンをご指導いただきました。
普段はなかなか学ぶことのできないマイムですが、全幕もののバレエでは物語を進行するのに必要不可欠な要素です。そんなバレエのセリフとも言えるマイムを、実際に主役として数多くの世界的な舞台で踊られた高田先生にご指導いただけるなんてなんと贅沢なんでしょうか!
マイムシーンの中でも特にロマンチックで美しいこのオデット登場のシーン。「この出会いの場面は、私もとても大好きなシーンなんです!」とおっしゃられていた先生。ご指導にも熱が入ります。
普段は踊らない王子役ですが、男性パートも先生自らが踊ってくださりながら教えていただきました。
高田先生のように、繊細でありがなら、気品あふれるオデット姫をどう表現していくのか、生徒の皆さんのとって学びの多い時間となったことでしょう。
現役で活躍されているダンサーさんから実際に身近で学べる機会は本当に貴重です。普段のATP講師陣の指導に加え、ゲスト講師の先生からもこの様に多くのことを吸収し、自分の夢へ向かって着実に歩んでいってほしいと思います。
高田茜先生、とても丁寧な指導、また美しいお手本をたくさん見せてくださり、ありがとうございました!
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<講師プロフィール>
高田茜
Akane Takada
3歳よりバレエを始める。
2006年ボリショイバレエアカデミーに留学。
2008年ローザンヌ国際バレエコンクールにて研修賞とオーディエンス賞受賞。
同年英国ロイヤルバレエに研修生として入団し、翌年2009年より同団に正式入団。
2016年プリンシパルに昇進。
レパートリーは金平糖の精、オデット/オディール、キトリ、ジゼル、マノン 、ジュリエット、マリーヴェッツエラ等がある。