《クラスレポート》マイケル先生のパ・ド・ドゥクラス
スタッフブログ隔週開講の「パ・ド・ドゥ・クラス」。
担当はマイケル・シャノン先生です。
このクラスでは、実際のクラシック作品のパ・ド・ドゥの動きを、部分的に切り取りながら学んでいきます。ガールズもボーイズも、基本的な立ち方から、パートナーのサポートの中でどのように身体を使っていくかを実践しながら学んでいきます。
-サポートしながら/されながらのバランスのとり方
-重心の移動
-様々な手や身体の支え方によるプロムナードの練習
-サポートされながらのピルエットの回り方、など
1人で踊るのとパートーナーと組んで踊るのは、全く違います!パ・ド・ドゥの練習といえば、舞台の前にリハーサルとして集中的に行うことがほとんど。
しかし、ATPのパ・ド・ドゥクラスは、リハーサルではないので、焦ることなく少しずつ 様々な気づきが得られます。バレエにおいては欠かせないパートナリングの基礎をイチから学ぶことができるのがこのクラスの良い所!
さらに、パ・ド・ドゥクラスは、多くの海外のバレエ学校でもカリキュラムの中に取り入れられています。そのためATPでは、今後留学先でパートナリングの練習があっても対応できるよう、隔週でクラスを開講しております。
本当に気づきが多いこのクラス。生徒の皆さんにとっても、自分の普段のレッスンや踊りを見つめることのできる貴重な時間となっているようです!
ATPのクラスにおいてパ・ド・ドゥクラスを設けることの重要性についてマイケル先生インタビューを掲載しておりますので、是非以下の動画よりご覧ください。
▽インタビュー「14~18歳の時期に改めてトレーニングを見直す意味と重要性について」
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<講師プロフィール>
マイケル・シャノン
Michael Shannon
スクール・オブ・アメリカンバレエ、カナダ・ナショナル・バレエスクール、ハンガリー国立バレエアカデミーにて奨学生として学ぶ。アメリカ人初のボリショイバレエアカデミー卒業生。ボリショイバレエ団、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、ウィーン国立バレエ団、 ハンガリー国立歌劇バレエ団、 クレムリン宮殿バレエにてプリンシパルダンサーを務め、ブッシュ元大統領やクリントン元大統領、ゴルバチョフ元大統領の前でパフォーマンスをした経験がある。2006年、グリニッジ・バレエ・アカデミーの共同創立者として学部長に就任。2008年度のユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)にて最優秀振付家賞を受賞。2008年、America’s Configuration Dance Theaterのレジデンスコレオグラファーとなり、2008年から3年連続でArtvoice Best Dance Companyを受賞。2010年~2014年、アントワープ・ロイヤル・バレエ学校芸術監督。現在は海外バレエスクールのサマープログラムのゲスト講師など国内外で後進の指導にあたるほか、コンクールの審査員なども努めている。