《クラスレポート》ヴィスラフ・デュデック先生のリトミッククラス
Sr.プログラムシニアプログラムのメイン講師であるヴィスラフ先生による「リトミッククラス」のクラスレポートです。
ダンスを踊る上で非常に重要な「音楽」の素養。ヴィスラフ先生のリトミッククラスは、そのダンスにとって重要な音楽の基礎知識を身につけるためのクラスです。
そもそも、リトミックは、ダルクローズ博士という人物によって、音楽を感じ取る能力、音楽について考える能力を伸ばすために考案されたものです。
音を聴き取る力やリズム感などの音楽的能力や表現力を養うだけでなく、想像力や創造性、注意力、集中力、思考力なども引き出そうとするもので、リトミックは欧米を中心に、芸術、舞踏や演劇、体操の分野でも取り入れられています。
ムーヴメントと音楽の関係性は、古典バレエに限らず、現代の舞踊作品のコンセプトに不可欠な要素であるといっても過言ではなく、常に音楽と共にあるバレエにおいて、音楽の素養は欠かせません!
ATPの生徒さんの多くがリトミッククラスを経験するのは初めて!慣れない学習分野に最初は戸惑いこそあったものの、クラス後もみんなで復習するなど、お互いに助け合いながら頑張って取り組んでいました。
ダンスの動きやリズムを音楽理論の知識をとおして理解すると、踊りにも奥行きが出てくることでしょう。「音楽を聴く」という事はダンサーにとってどういうことなのかをより学んでいただけたかと思います。ヴィスラフ先生ありがとうございました!