【クラスレポート】佐久間奈緒先生によるヴァリエーションクラス
バレエ1学期のヴァリエーションクラス(シニアプログラム)では、いくつかの課題曲の中からそれぞれの生徒に合うヴァリエーションを選び、3つのグループに分かれて練習を行っています。
シニアクラスは主に佐久間奈緒先生とキミホ・ハルバート先生に担当いただいていますが、今回は奈緒先生のクラスの様子をレポートします!
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルとして長年活躍されてきた奈緒先生。
そんな先生から、ジゼルやオーロラなどご自身が何度も舞台で踊られてきた演目を直接指導してもらえるのは、とても素晴らしい経験✨
ご自身が舞台で踊られてきたからこそ分かること、また長年素晴らしい芸術監督たちから受けたコーチングで得てきた知識・経験を、ATPの生徒にもたくさん伝えてくださっています。
『オーロラを踊るからには、毎回5番ポジションが完璧に入らないとダメ。
いくら脚が上がっても、上手に回れても、5番が雑だったら全然意味がないからね!』
と、一つひとつの注意にも、主役を踊ってきたからこその厳しさが垣間見えます。
何よりも『きちんと、美しく踊ること』をとても大事にされる奈緒先生。
もちろん回転や脚の高さも踊りには大切な要素ですが、美しくできないのであれば意味がありませんよね。
レッスンで毎日注意されている基礎の部分が、踊りを踊るうえでいかに大事かを痛感させられるようなクラスに生徒たちも真剣に取り組んでいました。
1学期の終わりに行う期末クラスで少しでも成長した踊りが披露できるよう、コツコツと日々頑張っていきましょう!